今回は、他店では断られてしまうような難易度の高い「狭小敷地」や「高所設置」の施工事例についてご紹介します。
当店の対応基準や実際の施工事例を分かりやすくまとめましたので、お悩みのお客様のお役に立てれば幸いです。
目次
1. 給湯器の工事における「狭小敷地(きょうしょうしきち)」とは?
給湯器メーカーの施工規定では、安全上の理由から給湯器の周囲(とくに正面)に一定のスペースを確保することが義務付けられています。排熱や排気による火災・不完全燃焼を防ぐため、そしてメンテナンス時の作業スペースを確保するためです。
しかし、住宅が密接している地域では十分なスペースが確保できないケースも少なくありません。当店では、以下の条件に該当する現場を「狭小敷地」として判断しています。
- ・通路幅が60cm未満の狭い場所
- ・工事担当が2名体制でないと機器を搬入・搬出できない場所
(エレベーターがない、障害物・エアコン室外機がある、高い塀越しに機器を持ち上げる必要があるなど) - ・高所設置の現場(当店の高所作業・特殊搬入の範囲内)
※当店の狭小敷地・高所設置に関する対応基準やオプション工事については、狭小敷地・高所作業オプションページでも詳しくご案内しております。
2. 狭小敷地での工事依頼が多い地域・住宅の特徴
狭小敷地での給湯器交換のご相談は、主に東京都内や政令指定都市の中心部、駅周辺の住宅密集地に集中しています。
とくにこのエリアに多い「3階建ての建売住宅」や「隣家との隙間が極端に狭い一戸建て」は、敷地が限られているため、給湯器がどうしても狭小スペースに設置せざるを得ない構造になっています。
3. 狭小敷地でも工事ができる条件とは?
「狭いから交換できない」とすぐに諦める必要はありません。当店では、以下の条件を満たしていると確認できれば工事をお受けできます。
- ・工事担当2名体制で安全に搬入・搬出および作業が可能と判断できた場合
- ・通路幅が60cm未満であっても、設置後に安全に給湯器が使用できる環境であること
メーカーの規定スペースよりも狭い現場であっても、排気カバー等の部材を活用して正しく安全に設置されているか、搬入ルートが確保できるかを現地や写真でしっかり確認して判断します。
4. 残念ながら狭小敷地で工事をお受けできないケース
お客様の安全を第一に考えるプロとして、以下のような「絶対的に安全が確保できない現場」については、誠に申し訳ございませんが工事をお断り(または足場設置等の別提案)させていただく場合がございます。
- ・交換作業自体が物理的に不可能、または設置しても安全に使用できない場所
- ・足場を組まない限り手が届かない程の高所設置で、作業員の安全が確保できない場合
- ・屋根の上に乗らなければ作業できず、給湯器の正面に立てない場所
- ・設置後に定期点検や修理などのメンテナンスが一切行えない現場
5. 当店で施工した狭小敷地・高所設置の難工事事例
ここでは、実際に当店で工事を行った代表的な難工事事例をご紹介します。
隣家との隙間が非常に狭く、工事担当が横向きにならないと歩けないような現場でした。さらに通路にはエアコンの室外機などの障害物もあり、搬入・搬出が大変困難な「工事担当泣かせ」の現場です。
給湯器本体はスリムタイプであってもかなりの重量があります。お隣様の敷地をお借りして慎重に持ち上げ、工事担当2名体制で連携して無事に交換完了いたしました。
ご自宅自体が高台の上に立っており、給湯器のすぐ裏手が断崖絶壁(急斜面)になっている現場でした。
万が一にも工具や機器の落下があってはならないため、お客様やご近所様にも絶対にご迷惑がかからないよう、徹底した安全管理のもと工事担当2名体制で施工いたしました。
6. 狭小敷地に対応する主な給湯器と部材(排気カバー)
メーカー側も、こうした狭小現場に設置できるよう工夫された製品や部材を開発しています。
① 暖房付きふろ給湯器(スリム型)
床暖房や浴室暖房乾燥機にも対応している非常にパワフルな給湯器です。本体幅がスリムに設計されており、狭い場所へ設置するために開発された画期的なモデルです。
- パーパス:GH-HFL240AWSH4 工事パック
- リンナイ:RUFH-SE2408SAW2-3 工事パック
② 排気カバー(方向変更用オプション部材)
給湯器の正面に壁やお隣の建物があり、排気を前に出せない狭い場所では「排気カバー」を取り付けます。排熱の方向を変えることで、狭小敷地でも安全に設置できるようになります。
- 排気横出しカバー(アルコーブ側方排気): 排気を左右の横方向へ逃がします。
- 排気上出しカバー: 排気を上方向へ逃がします。
※セット例:ノーリツ GQ-2439WS-1 + 排気側方カバー(L18)セット
7. 安全に工事を行うための「追加費用の重要性」について
狭小敷地や高所設置の場合、通常の標準工事費に加えて「作業員追加費(2名対応)」や「特殊作業費」などの追加費用が発生いたします。
「追加費用はできるだけ抑えたい」と感じられるお客様のお気持ちも大変よく分かります。しかし、この追加作業を省いてしまうと、設置中の機器落下や破損、あるいは設置後の事故につながる危険性がございます。
当店では、安さだけを追求するのではなく、お客様の安全と確かな施工クオリティにおいて一切の妥協をいたしません。 事前にお見積りでご納得いただいた上で、安心の2名体制・安全対策を行って交換工事を実施いたします。
まとめ:他店で断られた狭小敷地の給湯器工事もご相談ください!
- ・通路幅60cm未満でも、搬入ルートと安全が確保できれば工事可能
- ・安全のため、難現場ではプロの工事担当2名体制で施工する
- ・他店で断られた現場でも、諦めずにまずは写真でお見積り依頼をしてみる
「うちの狭い通路でも給湯器の交換はできる?」「高所にあるけれど対応してもらえる?」とお困りの方は、ぜひ一度当店の無料お見積り・ご相談をご利用ください。
お写真(給湯器本体・周辺の通路環境)をお送りいただければ、業界歴20年以上のベテランスタッフが工事可能かスピーディーに判断いたします。お客様の安全で快適な給湯ライフをしっかりサポートいたします!

