給湯器が故障?修理前のアドバイス

ガス給湯器が壊れるとお湯が使えなくなります。お湯はお風呂や皿洗いなど日常的に使うので急に使えなくなるととても困りますね。

だからといってすぐに修理マンを呼んで修理費用を支払うというのも納得できないでしょう。実は部品が壊れる以外にもエラーで一時的にお湯が出なくなることがあります。

そこで、自分でも出来る給湯器の復旧方法をご紹介します。修理を依頼する前に、試してみてください。

  1. リモコンにエラーコードが表示された場合
  2. ガス関連のエラーコードが表示、またはリモコンがない場合
  3. 凍結による故障の場合
  4. それでも直らない場合
  5. 修理前にできることまとめ
  6. 修理依頼をする前に
 

リモコンにエラーコードが表示された場合

給湯器にリモコンがある場合、給湯器が故障するとエラーを示す数字が表示されます。この数字で故障原因を判断できます。

「エラーコード表」はこちら

表示されたエラーコードから対処法を確認できます。エラーコード別に対処法は違います。自分でできる対処法であれば、まずは試してみましょう。自分で対処できないときはメーカーに修理依頼しましょう。

もちろん修理依頼も受付しています。

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ガス関連のエラーコードが表示、またはリモコンがない場合

ガス給湯器が利用できなくなり、リモコンがない給湯器のご家庭では、ガスの供給が止まってしまっているか確認してください。またリモコンがあり、エラーコードが表示され、内容がガスに関わるものであった場合もガスメーターになんらかのトラブルが発生した疑いがあります。

手っ取り早い確認方法はガス給湯器以外のガス機器が使用できるかどうかです。例えばガスコンロに火がつかなければ、ガスが閉栓していると考えて間違いないでしょう。(ガスコンロが10秒以上消えなければ、ガスメーターに問題はありません。)

現在のガスメーターはマイコン搭載で地震などの衝撃、ガス漏れやガス圧の低下、機器の長時間使用(お湯の沸かしすぎや鍋が焦げるのを防止するものではありません)などでガスメーターの安全装置が作動します。そして安全装置がガスの供給をストップさせた可能性があります。


(ガスメーターの復帰方法は下記をご参照ください。)

※ガス漏れの疑いもありますので、ガス臭くないか十分確認してください。ガス臭いときは、復帰の操作をしないでガス事業者へご連絡ください。
ガスメーター
  • ・まず室内のガスの元栓を全て閉めてください。
  • ・ガスメーター復帰ボタンのキャップを外します。
  • ・ボタンを奥までしっかり押し、表示ランプが点灯したらゆっくり手を離してください。
  • ・復帰ボタンが元に戻り、赤ランプが再点滅したらキャップを元に戻します。
  • ・3分ほどお待ちください。
  • ・その間室内のガス機器を絶対に使用しないでください。
  • ・3分経過後、赤ランプが消えていればガスが使えます。
  • ・それでもお湯が出なかったときは修理を依頼しましょう。

修理依頼はこちらから

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凍結による故障の場合

寒波などにより、給湯器が凍結してしまったときの対策、給湯器が凍結しないための防止策を確認してください。

凍結の場合の対応はこちらから
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それでも直らない場合

リモコンが設置されている場合、リモコンの電源を切り再度入れ直してください。それでも給湯器が復旧しない場合はコンセントリセットを試してみましょう。

コンセントリセットの方法

コンセントリセットとは給湯器本体の電源コードプラグをコンセントから一度抜き、再度さすことを言います。給湯器はパソコンのように再起動の操作ができるスイッチがないため、少し乱暴に感じるかもしれません。ですがコンセントリセットすることでシステムエラーが解消する可能性があります。

またマンションなどの集合住宅の場合コンセントがないことがあります。コンセントが見当たらない場合はブレーカーを落としてリセットしてください。
ブレーカーを落とす前にパソコンなどその他の電気機器がコンセントにつながっていないか確認してください。コンセントに接続された状態でブレーカーを入れると一挙に電気が流れ電気機器が壊れてしまうことがあるので注意してください。

一時的なエラーだった場合、コンセントリセットによってシステムエラーが解消する可能性があります。しかし、エラーが多発するようであればすぐに修理の依頼をしてください。そのまま使用を続けると不完全燃焼など事故のもととなります。

修理の際は住所や連絡先だけでなく、給湯器の型式を確認されます。そのときは給湯器本体に貼られている銘板シールから型式を伝えてください。 型式から修理部品の有無などが確認できるため、修理受付時には必ず確認されます。修理用部品の供給が終わり、修理不可となった場合は機器の交換となります。

ここで一つ注意点があります。

給湯器の取扱説明書にも型式が記載されています。ですが取扱説明書は多数の機種に対応できるようにつくられています。そのため取扱説明書からは正確な型式を判断できません。必ず機器本体の銘板から型式を確認して下さい。

銘板シール 銘板シール

銘板シールから給湯器の型式だけでなくガスの種類などがわかります。また、コンセントリセットをしてエラーが解消してからも注意が必要です。エラーコードが表示されるということは給湯器のどこかに不具合が発生している可能性があります。そのため、いつお湯が出なくなってもおかしくない状態かもしれません。

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修理前にできることまとめ

①給湯器のリモコンエラーコードがわかれば原因を調べ、対処方法がないか確認してみましょう。

給湯器のエラーコードはこちらから

②ガスの供給確認をしてみましょう。

③コンセントリセットを試してみましょう。

④それでも直らなければ修理依頼をしましょう。

給湯器の修理費用の概算はこちらから

給湯器の修理依頼はこちらから

 

修理依頼をする前に

修理依頼をする前に 「修理と交換どちらが得か?」記事を、最近給湯器の調子が悪いと感じる場合には 「給湯器交換・修理完全対応マニュアル」記事も是非ご参照ください。
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公開日:2020年1月17日

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