給湯器交換にかかる工事費用の相場はどれくらい?

給湯器の交換・お取替えにかかる費用は機器代だけではありません。 給湯器の交換には「工事」が必要です。では、給湯器交換工事にはだいたいどのくらいの費用がかかるのでしょうか?

  1. 標準工事費とはなにか?
  2. 追加工事費がかかる場合
  3. 追加工事費のかかる場合の見分け方
  4. こんな業者にご注意!
  5. 給湯器ドットコムは工事に自信があります。

①標準工事費とはなにか?

給湯器交換のチラシやネットショップでよく見る「標準工事費」という言葉。 最低限、必ずかかる工事費用のことです。いわゆる基本料金なので標準工事費を下回ることはありません。
最低限といっても材料を安上がりに済ましたり、作業を省略するという意味ではありませんのでご安心ください。
標準工事費に含まれる内容は業者によって違うので、注文する前にどういった項目が含まれるのか確認しましょう。以下のように項目が明記されていると安心できますね。

当店の給湯専用器(従来品)の標準工事費

標準工事なの内容標準工事費
既存回収手数料(既存回収・一部配管回収共)一式 ¥39,600(税込)
新規設置工事
給水・給湯管接続工事(配管接続)
保温工事(配管保温材巻き)
ガス管接続工事(強化フレキ管接続)
点火試験費(取扱説明含む)
諸経費(運搬費・車両経費・一般管理費)

給湯器のタイプによって行う作業が違うため、設置する給湯器によって標準工事費は異なります。

多くのお客様は標準工事の範囲内で工事させていただいておりますが、設置状況によっては追加工事費をいただくこともございます。

②追加工事費がかかる場合

以下のような場合は追加工事費がかかります。(一例です。)

1. 給湯器の設置場所を変更する場合

移動距離に応じたすべての配管・配線工事費がプラスされます。

1m以内の移動 1m以上の移動

2. 給湯器の機種を変更する場合(おいだきなし→おいだきあり)

おいだき管接続工事(循環金具の取付けも含む)・壁貫通工事費がプラスされます。 設置されていない場所に新規でリモコンを設置する場合は、リモコン設置工事費も必要です。

3. 設置方法が異なる給湯器に変更する場合(据置型→壁掛型、壁掛型→据置型など)

給水・給湯・おいだき・ガス配管工事費がプラスされます。

4. 給湯器に関係する各種部材・配管などに経年劣化や故障が見られる場合

各種部材費や工事費が必要になる場合があります。

・型循環金具が古くなっている
 (+ 金具などの部材費、型配管工事)

循環金具の確認

・給水・給湯管を現在の接続位置で繋ぎ替えられない
 (+ 配管などの部材費、交換工事費)

・給湯器への給水管に給水栓(バルブ)がない
 (+ 各種部材費、給水栓(バルブ)増設工事費)

バルブがない

・給水栓(バルブ)が壊れていて水が止まらない
 (+ 各種部材費、交換工事費)

バルブが回せない

・リモコンコードが断線している
 (+ 各種修理費、新規配線工事費)

5. 新しい給湯器が屋内設置型の場合

給排気(筒)や給排気トップを交換しますので、各種部材費・交換工事費がプラスされます。
※設置基準では、給湯器の交換時に給排気(筒)などを一緒に取り替えることが定められています。
ただし、有資格者の判断はこの限りではありません。
生命の危険(一酸化炭素中毒)に関わる事項のため、ご理解とご協力をお願いします。

6. アパートやマンションなど、現在の給湯器がパイプシャフトに設置されている場合

取付け金具などの部材費や加工工事費が必要になる場合があります。すべてのパイプシャフト設置に追加工事費がかかるわけではありません。
パイプシャフト(PS)設置とは、壁に埋め込まれているような形で設置されているタイプです。扉のなかに入っている場合もあります。

パイプシャフト設置例
※上記はPS設置例の一部です。

7. 新しい給湯器の電源が取れない場合

電気コンセント増設費がプラスされます。

8. 高層階(エレベーターのない3階以上)での設置工事の場合

現地の状況によっては、搬入費・仮設足場設置費などが必要になります。

9. 寒冷地で設置工事の場合

地域ごとに保温工事費(ヒーター工事など)が必要になります。

ヒーター工事

③追加工事費のかかる場合の見分け方

給湯器の機種を変更する場合や寒冷地で設置工事の場合はお客様ご自身でも判断していただけると思います。
しかしほとんどの場合、お客様ご自身にご判断いただくことは難しいです。例えばお客様に給湯器移動の意思がなくても、法(消防法など)の改正や周辺環境の変化により、移動せざるを得ないこともあります。
一番確実なのは、お見積りフォームから設置状況の写真を送っていただくか、現地調査に行かせていただくかして、当店のスタッフに確認させていただくことです。 お見積り・現地調査は無料なのでぜひご依頼ください。

④こんな業者にご注意!

機種や設置場所にもよりますが、一般的な給湯器の交換工事費用の相場は3万円台~5万円台程度です。相場より著しく工事費が低い場合は以下のようなことがないか、十分にご確認ください。

  • 古い給湯器の既存回収手数料が含まれていない
  • 遠隔地の場合、出張費がかかる
  • 当店は施工エリア内であれば、どこであっても出張費は一切頂いておりません。しかし、中には拠点からの距離に応じて追加費用を請求する業者もいるようです。
  • ガスの接続をしない
  • 通常給湯器交換と同時に行うガスの接続を行わず、別途ガス供給会社にガスの接続を依頼するように言われるケースもあるようです。当然余計な費用が発生します。
  • 必要部材を交換しない
  • 適切に部材を交換しない工事は工事費が安く済むため、一見お得に見えるかもしれません。しかし、必要な部材が省かれた交換工事では給湯器に負担ばかりがかかり、結局給湯器の寿命を縮めたり、快適性が損なわれてしまったりする場合もあります。
    配管に巻かれる保温材も給湯器の交換と同時に取替えず、長年同じものを使い続けたり、巻き方が甘いと雨風による劣化で剥がれてしまいます。 配管に巻かれている保存材が剥がれると、冬に配管が凍結してしまい故障の原因となります。
    通常、 凍結の修理はメーカー保証の対象外ですので、無駄な修理費用が発生する結果とならないためにも、 保温材の交換や現場での巻き方をチェックするようにしてください。

また、交換する新しい給湯器の給水・給湯位置は現在のもと同じ位置ということはほぼなく、多少位置はずれることもありますが、新しいパイプにて最短距離で給水・給湯の接続を行うことにより配管に抵抗なくなりお湯の出もスムーズになります。 交換工事費の相場は安いものではありませんが、ただ安い業者を選ぶよりも適切な工事をしてくれる業者を選ぶことのほうが大切なのです。

⑤給湯器ドットコムは工事に自信があります。

どれだけ低価格で給湯器が交換できたとしても、工事が「ずさん」であれば意味がありません。お客様のもとに赴き交換工事を担当する協力店は、経験年数20年以上(2017年現在)ベテランぞろいです。当店の高品質な工事ネットワークは、日々拡大しており、今や全国で100社を超えるに至りました。現状に満足せず、さらにより一層のサービスと技術の向上をめざして「各種安全教育」「接客マナー研修」「製品研修」を継続的におこない、お客さまに「まかせてよかった」と「納得」していただける体制づくりに日々とりくんでいます。
おかげさまで年間1800件を超える施工を任せていただいております。当店の 施工事例お客様の声もぜひご覧ください。


公開日:2018年2月27日

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